小型・高性能な「IC-4300」を使ってみた
‐高尾山登山編‐

写真・記事提供:実業之日本社




トランシーバーは、携帯電話などで電波の届かない山での連絡、仲間たちと一斉に連絡を取りたいとき、停電時や災害時の緊急用……など、活躍が期待できる状況が多くある。
例えばキャンプや釣りなどのアウトドアレジャーでは、仲間や家族たちがバラバラで行動しがちな状況が数多くある。 さらに、電波が通じないシチュエーションもあるだろう。
でも、いつ何時でも特定小電力トランシーバーがあればすぐに連絡し合えるのが便利なのだ。

そこで実際にアウトドアフィールドにトランシーバーを持ち込んでみた。
今回紹介したいのは特定小電力トランシーバー「IC-4300」(ICOM)。
非常にコンパクト&軽量ながらも抜群の強度、防水性能を持つ優れた一台!
さらに、電池1本での運用可能と33時間ものロングバッテリーを採用する。
もちろん、免許や申請が不要という点が特徴で、購入したらスグに使えるのがウレシイ!

素晴らしい登山日和の某日、「IC-4300」を装備した男2人、高尾山山頂を目指していざ出発!


▼耐久性の高いベルトクリップが標準装備。ザックに取り付けたりできる。また、ショートアンテナだから動きを妨げにくい設計となっている。


▼通信状況にもよるけれど、単三形アルカリ乾電池1本で約33時間使用可能(カタログ値)。


▼IC-4300は手のひらにすっぽりと収まるコンパクトなボディ。重量も120gと軽量なので、長時間の使用でも疲れ知らず。

まず、クルマで向かったのは高尾山の玄関・高尾山口駅。市営駐車場にクルマを停めてスタート。
高尾山商店街を抜けるとすぐにケーブルカー・リフト乗り場が現れる。ケーブルカーか? リフトに乗るか? を選ぶが、今回はリフトを選択!
これで高尾山中腹までラクに移動♪ 高尾山の大自然を眼下に見下ろしながらの空中散歩が楽しめる。






高尾山駅に到着してリフトを下りたら、ここからは自分の足で山頂を目指す。
舗装された道が続く高尾山一番人気のコース・表参道一号路を道なりに進み、さる園(野草園)、高さ37mの巨大杉・たこ杉を通り、薬王院参道の入り口である浄心門をくぐる。

すると現れたのは、道が二手に分かれているポイント。
左が男坂、右が女坂で、男坂は急な石階段、女坂はゆるやかなスロープ状の坂道だ。
ここで二手に分かれてトランシーバーの性能をチェック!

「女坂は登りやすいよ。景色を眺めながらのんびり歩いてます」

「男坂は階段の中腹です。。。足が辛い」

とてもクリアに会話ができ、お互い状況を把握できた!


▼特定小電力トランシーバーは、送信出力10mWで無線機全般からすれば非常に小出力と言える。
では、どのくらい電波が飛ぶのか? 状況に大きく左右されるけれど、広々としていて相手が見えるような場所なら、1qくらいの距離なら余裕で通信できる。
逆に、ビルなどが立ち並ぶような市街地だと100mくらい離れるとノイズが増えるし、建物内だと相手が見えなくなると通話不能になることもある。

二手に分かれた道が合流する地点は「権現茶屋」。ここから自分たちのペースで山頂を目指すことに。

「権現茶屋に着いたけど、先に進んでいるね。」

「了解!」


▼オプションのイヤホンマイクロホンを装着すると、送受信ボタンを押すだけで素早く交信する事が可能。操作性が抜群に良くなる。
他にも、インカム型のヘッドセットや、スピーカー内蔵マイク、充電器などのオプションが充実している。




高尾山観光の目玉、真言宗智山派の関東三大本山のひとつである高尾山薬王院に到着。
ここは天狗信仰でも有名な寺院で、いたるところに天狗の像があり、見どころ満載だ。
高尾山のパワースポット!


▼激しい水しぶきや粉塵の舞う環境にも耐える、IP55相当の防水・防塵性能を誇る。
アウトドアや水濡れする場所でも安心して使える。

薬王院を通り看板に従い山頂を目指す。


途中、素晴らしい景色を眺めながら登って行くと山頂に到着! さすが人気のスポット、山頂は多くの人でいっぱい!


「今、山頂に到着!」

「こっちは薬王院でのんびり参拝をしていたので、間もなく山頂に到着するよ」

トランシーバーがあれば、仲間の状況をリアルで把握できるので安心だ。




遅れること数分で、仲間と合流!

高尾山山頂展望台からは世界遺産に認定された富士山を望むことができる。
高尾山は何度登っても飽きることのない観光者数世界一の登山スポット! 
今回の登山では、トランシーバーの通話もまったく問題なく、安心して登山が楽しめた。


▼トランシーバーの利点は、同時に複数人数でやりとりできることもある。
アウトドアでは、どうしてもバラバラになって公道することもあるけど、同じチャンネルが設定されたトランシーバー同士であれば、みんなで会話を共有することができるのも便利!


最近は携帯電話が普及しているので、トランシーバーを使っている人をあまり見かけなくなった。
でも、実際にアウトドアで使ってみると超便利!
免許や申請が不要ということも購入ポイントの一つとなるだろう。
気楽&手軽に楽しめる小電力トランシーバー、ぜひ使ってみて欲しい!


特定小電力トランシーバー「IC-4300」

メーカー希望小売価格 1万5,800円+税
【IC-4300/主な定格】
周波数範囲:400MHz帯
送信出力:10mW/1mW
スピーカー出力:40mW以上 (8Ω負荷 10%歪率時)
チャンネル数:47ch (交互20ch+中継27ch)
電源電圧:単三形アルカリ乾電池、充電式電池〈ニッケル水素〉BP-260
使用温度範囲:-10℃〜+50℃
防塵/防水準拠規格:IP55
寸法(突起物を除く):47(幅)×81(高さ)×26.5(奥行)mm
重量:約120g (充電式電池〈ニッケル水素〉BP-260装着時)
【問】テック21
. 0800-888-4912(フリーコール)
http://www.tech-21.co.jp/comic/


※特定小電力トランシーバーとは、電波法による無線局の許可を受けたり、資格取得や申請をすること無く自由に利用できる無線機のこと。出力は10mW以下に限定されており、無線機器に他の無線局の運用を阻害するような混信などの妨害を生じないような機能を備えている通信機のこと。